|
コシヒカリの聖地、南魚沼旧塩沢町も待望の刈入れシーズン。今年は(も?)、7月の地震・8月の大雨・9月の台風と、文字どおり雨も嵐も乗り越えてといった感じの年でしたが、岡田さんの日頃の善行の賜物か、被害はゼロ!めでたくも無事に実りの秋を迎えたのでした。 |
|
|
最終回の撮影は 10/1〜10/2。まわりの田んぼはぜんぶ一足早く前の週に刈入れだった模様ですが、田植えが一月近く遅かった「塩沢こだわり米」は刈入れも一週間ぐらい遅いらしいです。
それにしても見事な金色の絨毯。まさに、瑞穂の国の実りの色ですね。
|
|
|
|
丹精込めた甲斐あって、どこから見ても見事な籾の着き具合。植付け株数を通常の 60%ぐらいに抑えた岡田さんの稲の着粒数はふつうの田んぼの稲の 130%ぐらい、140〜160粒になるんだとか。稲の葉も緑色で元気が良さそう!光合成で刈入れの直前まで籾に澱粉を送りつづけてくれるんだそうです。
ちなみに、田んぼ1枚(10アール=1,000u)でごはん何杯ぐらいになると思います?ちょっと計算してみましょう。
田んぼ1枚≒12,000株
1合≒ 2.5株
1合≒180cc≒150〜160g≒小さめのごはん茶碗2杯。
つまり、田んぼ1枚=約5,000杯
う〜ん、凄い。5,000杯ですよ、5千杯!はんっぱじゃありません。一人で食べたら1日3杯食べても1,666日(≒4年半)もちます。5人家族で1日15 杯食べても 333日(≒1年近く)もちます。凄いですね、田んぼ1枚の“養い力”は。驚きました。
(でも、いま52歳の自分は、田んぼを8〜10枚食べ終わると死ぬのかと思うと、ちょっと寂しい気が。。。 ←←ん?まだそんなに生きる気なのか?) |
|
|
|
|
さぁ、いよいよ、この田んぼの刈取りだー、と思いきや頼りのコンバインがいきなり故障っ!頑張れ、コンバイン!オマエは今日の日のために手入れをしてもらってたんじゃないか。前方にいるのは、いつも岡田さんの田んぼを手伝ってくれる「オヂ」こと西沢さん。機械はこのあと、彼の手際のいい修理で再び動き出し、2.500uをものの1時間半で刈り終えたのでした。
|
|
|
|
|
その西沢さんと岡田さんを、コンバインの前でパチリ。二人はもともとスキー仲間。岡田さんは冬の間も田んぼの準備や精米で今はもう滑れてないそうですが、西沢さんはスキー場のパトロール隊長。冬の魚沼を滑りまくっているそうです。羨ましぃ。
左の写真が南魚沼丘陵の西斜面に連なる、その塩沢のスキー場。右から、六日町南・シャトー塩沢・上越国際・グランドビュー・石内丸山の各コース。もうすぐ冬かと思うと、スキー好きには堪らない景色です。 |
|
|
|
穫りたて、精米したてのお米を手にムービー用のインタビューを受ける岡田さん。1年の苦労が実った、まさに実った充実のひと時です。しかし、つくづく思いますねー。米作りにかぎらず、農家って、どんなに苦労をして育ててきても冷害とか大雨とか台風とかで、一発パーですもんね。無事の実りは、ほんとにだいじに戴かないといけません。
今年もほんとにお疲れさまでした。 |
|
|
|
|
|
|
|
というわけで、インタビュー用に炊き上げたごはんを「いっただっきまーす」。
“穫りたて〜精米したて〜土鍋で炊きたて”のごはんを、なんと、刈ったばかりの無農薬コシの田んぼでいただいちゃいました。う〜ん、湯気のこの香り、この味、噛み応え。おかずなんて要りません。ごはん好きにとっては至上の贅沢というべきでしょう。みなさん、お先に。スミマセン。 |
|
|
|
|
|
|
鎌を借りて、恐るおそる慣れない稲刈りに挑戦。意外にスッパリ切れて嬉しいやら、怖いやら。 こんなのでクビをかかれたら一発ですね。くわばらくわばら! |
|
|
|
|
|
|
こちらは、岡田さんが「今年とくに出来がよかった」と喜んでいた西山地区にある田んぼ。 そう云われてみると、稲の背丈も、籾の大きさも数もいちだんと立派なような気がします。こっちの田んぼの稲刈りは翌週の予定と云ってました。こっちも楽しみですね。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|