木村さんにとって<お米作り>とは?
安全で美味しいお米のためなら、どんな手間も惜しまないという木村さん。彼にとっての“お米作り”とは、『子』であり『先生』でもあった。「稲作は、自然が相手なので思うようにいかないことが多いですが、学ぶことも多く毎日が勉強です。子育てや日常生活と共通する部分が多く、作る人によってお米の味が違うような気がしています。やはり、稲に対する愛情や、田んぼでの作業を楽しむぐらいの気持ちが必要なんだと思います。稲を見つめ、田んぼを見つめ、自分も一緒に成長していきたいですね。米作りを通して、田んぼの良さ、農家の楽しさ、自然の良さなんかも伝えていけたらいいなと考えています。」 |